サッズ編「表か裏か」

サッズ編「表か裏か」

サッズの追加エピソードの配信が開始されました。このエピソードでは今まで行けなかったヒストリアクロスが開放される他、かねてから追加されると言われていたカードゲームもプレイする事ができます。サッズ編のエピソードの紹介やカードゲームの攻略法などを解説していきます。

サッズ追加エピソードについて

サッズの追加エピソード「表か裏か」は2012年2月28日よりDLCで配信されています。価格は600円です。

逸楽の迷宮ザナドゥ を舞台にしたサッズのエピソードを楽しむことができ、さらにカードゲームが開放されます。

追加されるカードゲームは「ザナドゥポーカー」と「クロノバインド」の2種類。

クリア後はサッズが仲間になります。仲間にしたときのロールはエンハンサーです。

ダウンロードすると逸楽の迷宮ザナドゥXXX年が開放されますので、そこに行くとエピソードが始まります。

逸楽の迷宮ザナドゥXXX年ではサッズを操作して、各種のゲームをプレイすることができます。

ストーリーについて

ストーリーの概略

このエピソードではFINAL FANTASY XIII-2の裏でサッズが遭遇していた事件が短いエピソードで語られます。

飛空艇を操縦中に時の狭間に落ちてしまったサッズ。その際にドッジとはぐれてしまった彼は、行方不明のドッジを探すため、ザナドゥで博打に挑むことになります。

ストーリーの進め方

到着したらまず、ザナドゥの支配人と話しましょう。この支配人がドッジの行方を教えてくれます。

支配人曰く、ドッジに会うためには「フォーチュンメダル」と呼ばれるメダルを集めなければならないそうです。フォーチュンメダルを集れば集めるほど、ドッジとの再会が近くなり、支配人の教えてくれるドッジの行方が前向きなコメントになっていきます。

最初に話しかけた時に、支配人から10,000コイン貰えます。以後もコインが1,000枚未満になった支配人からコインを貰うことができますが、回数に限りがあるようです(8回まで)。ちなみに、コインがたくさんあるのに支配人にコインをねだってもくれません。

コインを貰ったら、それを元手にカジノゲームをプレイします。フォーチュンメダルを集めやすいゲームとしては、このエピソードで追加される「ザナドゥポーカー」と「クロノバインド」があります。サッズはチョコボレースに参加できませんので、カジノゲームとしてはこの2種類のカードゲームとスロットで遊ぶことができます。但し、スロットではフォーチュンメダルは貰えません。

また、チョコリーナも登場しますが、チョコリーナからの依頼をこなす事でもフォーチュンメダルが貰えます。

フォーチュンメダルを30枚集めて支配人に話しかけるとクリアとなり、サッズが仲間になります。

ザナドゥポーカー

ザナドゥポーカーについて

ザナドゥポーカーは多少のルールの違いがありますが、ほとんどポーカーと同じです。ルールの違いなどは後述しますが、基本的に4人での対戦形式となります。自分(サッズ)とコンピュータ×3の4人でゲームが行われ、コンピュータにはそれぞれ名前と顔が設定されています。

テーブルにつく際に掛け金(コイン)を選択でき、1,000、10,000、100,000の中から選べます。掛け金が高額な方が、勝ったときに得られるコインも高額です。

テーブルにつくと掛け金のなかからいくらかベットしてポーカーが開始されます。

ポーカーはテーブルを離れるまで、または掛け金がなくなるまで、または優勝をするまで何度も繰り返して行われます。途中でテーブルを離れても、その時の所持コインは持ったままですので、いつでもやめる事ができます。

コンピュータの3人の所持金が全て0になれば優勝です。優勝すればゲームで勝って得たコイン以外にもボーナスとしてコインが貰えます。

ザナドゥポーカーのルール

「役」と呼ばれるカードの組み合わせの強さを競うトランプゲームです。基本的なルールや役などはポーカーと一緒です。

プレイヤーには最初に各自2枚のカードが配られます。この2枚を手札といい、交換することはできません。

手札の他にターンごとにテーブルに出されていくカードがあり、これを場札といいます。場札は最初に3枚配られ(フロップ)、次のターンから4枚(ターン)、5枚(リバー)と配られていきます。

手札は自分だけのカード、場札は全てのプレイヤーが使用できるカードです。プレイヤーは手札と場札を組み合わせて役を作ります。

プレイヤーはターンが進むごとに役ができるかどうかを判断しながらコマンドを選び、勝負を続けるか降りるかを選択します。勝負を続ける場合にはさら高額、または手持ちの全額を賭けたりすることもできます。

場札が5枚配られ、勝負が続行していれば全員の手札を見せあいます(ショウダウン)。手札2枚とと場札5枚の合計7枚のカードの中から、最も高い役ができた人の勝利となります。

ザナドゥポーカーのコマンド

コール
その時点の最高額と同額で勝負に乗ります。
チェック
何もせず手順をとばし、様子をみます。
ベット
レートぶんのコールを賭け、勝負します。
レイズ
その時点の最高額より高額を賭けます。賭ける額は選べます。
フォールド
ゲームを降ります。賭けていたコインは戻りません。
オールインワン
手持ちの全てのコインを賭けます。

ザナドゥポーカーの役について

ザナドゥポーカーの役について説明します。一般のポーカーと同じです。弱い役から順に解説していきます。

ノーペア
役が揃っていない状態
ワンペア
同じ数字のカードが2枚揃っている
ツーペア
ワンペアが2組あること
スリーカード
同じ数字のカードが3枚揃っていること
ストレート
5枚のカードの数字が連番であること
フラッシュ
5枚のカードのマークが同じであること
フルハウス
ワンペアとスリーカードが同時にあること
フォーカード
同じ数字のカードが4枚そろっていること
ストレートフラッシュ
ストレートとフラッシュが同時にあること
ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュのうち、5枚のカードがA,K,Q,J,10であること

また、役が同じ場合には役部分のカードが強いほうの勝利となります。2ペアなら高いほうのペアについて比べ、それも同じなら低いほうのペアについて比べます。フルハウスは3枚のカード>2枚のカードの順で比べます。

それでも決まらない場合には役部分以外のカードでの比較になります。

カードの強さはAが一番強く、2が一番弱いので、A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2の順になります。

ザナドゥポーカーでの戦略

ザナドゥポーカーでは自分以外のプレイヤー全てが降りればその回は勝利となります。また、コンピュータはワンパターンな思考しかしませんので、ブラフ(はったり)をかまして高額をかけ、相手を降りさせる手が有効です。

初手からいきなり最高額をかけたり、オールインすると大抵の相手は尻込みして降りていきます。

逆に、自分に良い手が来た場合にはなるべく相手を降りさせないよう、コールやレイズをしつつ、掛け金を吊り上げていくのがいいでしょう。レイズする時も一気に高額を賭けず、相手が降りそうで降りない金額を見極めて賭けていくのがいいです。相手が降りる目安はやってみてつかむのが一番いいのですが、掛け金の少ないテーブルの方が降りやすい気がします。

ある程度吊り上げて、相手が降りなくなったと思ったらオールインすれば、勝った相手から大量のコインを得ることができ、さらに相手が破産すれば勝負からいなくなりますので優勝に近づきます。

つまり、手札が悪いときはいきなりオールイン(または高額レイズ)でフォールド(降りる)狙い、手札が良い時はちまちま吊り上げつつ、最終段階でオールインして破産狙い。大抵の場合はこれで優勝でき、フォーチュンメダルもたくさん貰えます。

フォーチュンメダル入手法

ザナドゥポーカーでフォーチュンメダルを入手できる条件は以下の通りです。条件を満たせば何度でも入手できます。

  • 最初に遊んだ時(1枚)
  • 勝ち続ける(1枚)
  • 優勝する(5枚)
  • 駆け引きを制す(1枚)
  • レアな役を揃える(フルハウス以上)(1枚)
  • 全てを賭けて勝利(1枚)
  • 女神の恩恵を受ける(20ゲーム遊ぶ)(1枚 )

クロノバインド

クロノバインドについて

盤上の時計を動かして詰まれたコインの獲得を目指すゲームです。恐らくスクエニが考案したゲームと思われます。チュートリアルもありますので、気軽に試しましょう。

こちらも4人での対戦形式になっており、テーブルにつく際に掛け金を選択できる点もザナドゥポーカーと一緒です。

優勝の条件はポーカーと異なり、一人でも破産者が出た時点で、その時の所持金(コイン)が最も高かった人の優勝となります。

クロノバインドのルール

前の項目でも触れましたが、クロノバインドは盤上の時計を動かして詰まれたコインの獲得を目指すゲームです。

準備

まず、プレイヤーに5枚のカードが配られます。ディーラーはカードを1枚引き、そのカードの示す分だけ時計の針を進めます。

チャージについて

針を進めたらコインをかけます。初期の掛け金は、1,000コインのテーブルでは20枚、10,000で200枚、100,000で2,000枚になり、掛け金の山は4つに分けて置かれます。つまり、1,000コインのテーブルでは1山5枚となります。このように掛け金を追加することをチャージと呼びます。

以降ゲーム中でもチャージが発生します。チャージが発生するたびに掛け金が上がります。

カード勝負

コインを賭けたら、プレイヤーはカードの勝負を行います。カードの強さですが、基本的には数字の大きさと同じです。ポーカーのようにAが一番強かったりはせず、Aは最弱のカードとなります。但し例外があり、針の止まっている数字、またはKが場に出ている場合には、Aが一番強くなります。また、針が止まっている数字に関してはKより強くなります。

カード勝負の際、同じ数字のカードであれば複数枚出すことができます。ただし、複数枚出したとしても判定される数字には影響がありません。例えば、2を2枚出しても4にはならず、2として判定されます。

この時、複数人がカード勝負に勝利した場合にはチャージが行われます。勝利した人が出したカードの数だけチャージが行われます。つまり、Aさんが1枚、Bさんが2枚出していた場合は3回のチャージが行われます。また、この時には下記にある針の移動は行わず、勝者が出した枚数分のチャージのみが行われます。

針の移動

カード勝負の勝者が一人であった場合、勝者が時計の針を動かすことができます。針は勝負で使用したカードの数の分だけ動かすことができます。時計回りに動かすか、反時計回りに動かすかを選びます。

時計の針が13をまたいだ場合にチャージが行われます。時計を動かす人が出したカードの枚数によってチャージ量が変化し、2枚なら2倍、3枚なら3倍というようになります。これによって、13をまたいだ回数が多いほど、掛け金が上がります。

ブレイクポイント

カード勝負と針の移動が終わったら全員が時計盤の数字にコインを置く。置く場所はカード勝負の際に自分が出したカードの数と同じ数字です。カードを複数枚出していた場合にはコインも複数枚置く事になります。

このようにコインが置かれた時計盤の数字をブレイクポイントと呼びます。

2ターン目以降はこのブレイクポイントに針を止める事でブレイクすることができ、ゲームに勝利する事ができます。

ブレイク

ブレイクポイントに針を止めた際、ブレイクするかどうかを選ぶことができます。ブレイクする事によってゲームに勝利でき、掛け金を得ることができます。

得られる掛け金は文字盤上のコイン全てに加え、時計の針が示した場所にあるコインと同数のチャージの山です。例えば、×2のブレイクポイントに止めてブレイクした場合には各自のチャージ山から2山ずつ得ることができます。×4のブレイクポイントだった場合には全てのチャージを得ることができます。

ブレイクするかどうかは自分で選択することができますので、地道にブレイクしていくか、チャージを重ねて倍率を上げていくかが駆け引きの一つになります。

カードの補充

ブレイクされなかった場合にはプレイヤーの手札にカードの補充が行われます。

但し、カードの山が少なくなり補充が出来ない場合はラウンド終了となります。この場合、チャージした掛け金は元々の持ち主に戻りますが、時計盤に配置されたコインはディーラーが引き取り、次のラウンドで上乗せします。

クロノバインドでの戦略

まずは弱いカードを捨てていきます。数字の小さいカードは勝てる状況が少ないので早めに捨ててしまいます。捨てた分だけ新しいカードが貰えますので、複数枚出すなどしてなるべく大きい数字のカードを手元に残すようにします。この時、Aについては取っておいた方が戦術の幅が広がりますので2から捨てていくといいです。

こうして弱いカードを捨てていき、カード勝負に勝てそうなカードを残します。手持ちの強いカードでブレイクポイントに止めることができ、なおかつカード勝負にも勝てそうなカードがあれば勝負します。勝負をかけるカードが高い数字の場合には、複数枚出さない方が賢明です。1枚ずつ出しておけば、そのターンの勝負に勝てなかった場合でも、別のターンで勝負できます。

コンピュータはある程度の倍率になるまでブレイクしませんので、カード勝負に勝ったら倍率が低くてもどんどんブレイクしてしまえば、優勝を狙うことは簡単です。優勝するだけなら1倍でもいいからブレイク優先です。

ただ、それでは時間がかかりますので、ある程度は倍率を上げる駆け引きもした方が早く相手を破産させる事ができます。4倍なら言う事はありませんが、4倍になる前に他のプレイヤーがブレイクしてしまう事が多いので、基本は2倍を狙いつつ運良く取れそうな場合のみ3倍、のように狙っていっても比較的簡単に優勝できます。

この辺のさじ加減は実際にプレイしながら見極めてください。はまる人は結構はまるゲームのようです。私はなんとなく苦手意識を持ってしまいましたが^^;

フォーチュンメダル入手法

クロノバインドでフォーチュンメダルを入手できる条件は以下の通りです。条件を満たせば何度でも入手できます。

  • 最初に遊んだ時(1枚)
  • 勝ち続ける(1枚)
  • 優勝する(5枚)
  • エースで勝利(1枚)
  • カードを3枚出して勝利(1枚)
  • 高倍率で勝利(2枚)
  • 全てを賭けて勝利(1枚)
  • 女神の恩恵を受ける(20ゲーム遊ぶ)(1枚 )

チョコリーナの依頼

チョコリーナに会いに行く

チョコボシアター(マップ左側の建物、逸楽の迷宮ザナドゥ – 年代不明ではチョコボシスターがいてフラグメントスキルをくれる)にはチョコリーナがいます。

チョコリーナからの依頼を受ける

チョコリーナと話すと「 戦慄!ひなチョコボ大量失踪事件」を依頼されます。依頼を達成するとフォーチュンメダルを貰えます。さらに全てクリアするとチョコリーナの正体が明らかになるイベントが見れます。まあ・・・見なくてもフラグメントスキルを読んだりすると予想できたりしますが・・・・。

依頼内容は失踪したひなチョコボたちを連れて来てほしいとの事です。ひなチョコボを捕まえて連れて行くたびにフォーチュンメダルが貰え、次のひなチョコボの情報が貰えます。

4匹目の情報をチョコリーナから貰うには、フォーチュンメダルを10個以上所持している必要があります。

ひなチョコボの情報 名前 備考
報酬
チョコボレース場の近く ハウティ ライブトリガーはどれでもいい
1発成功報酬:コイン100枚
暴走ひなチョコボ ラス 走り回っているので○ボタンで捕まえる
隠れているチョコボ スロース ライブトリガーは□「一緒に行こうぜ」
1発成功報酬:コイン500枚
照れ屋のひなチョコボたち ルクスリア
ナイド
  1. 屋外中央にいる水色のひなチョコボ(ルクスリア)と話す
  2. 入口にいる青色のひなチョコボ(ナイド)と話す
  3. チョコボレース場付近にいるルクスリアに話しかけた後、ナイドに話しかける
真実を訴えるひなチョコボ グリード カードテーブルにいる3匹のひなチョコボのうち、1匹だけが真実を言っている
ライブトリガーは□「グリードが真実を言っている」
一発成功報酬:フォーチュンメダル

チョコリーナからのご褒美

全てを捕まえた後にチョコリーナに話しかけるとライブトリガーが発生します。正解は□「緑色のスロース」で、一発で成功するとフォーチュンメダルが貰えます。

謎の7匹目

上記でチョコリーナ関連のひなチョコボ探しは終わりのはずなのですが、カードゲームの部屋の受付に「くいしんぼうのひなチョコボ:グラットン」がいます。何の為にいるのかは不明です。スクエニさんの実装し忘れ?^^;